9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

夏は近い

4日ほどブログを書いていなかった。というのは何かというと、前回、風邪の予兆ということを書いたわけで、さてそれがいよいよ発症したのかというとそうでもない。

20to4000.hatenablog.com

予兆は予兆のまま続いてなんともすっきりしない状態が4日ほど続いたからだ。本格的な風邪にもならず、とはいえ体がピンピンしているわけでもない不安定、友達以上恋人未満のような状態で風邪気味と付き合っていた。

 

 

とはいえこの間会社に行って仕事して帰って寝て、というのを繰り返していたわけでもなく、友人とお酒を飲んだり友人宅に行ってプロレスを見たり六本木のマハラジャに行ったりもした。昨日書かなかったのはただ酔っ払っていて書けなかっただけだ。マハラジャに行くと光るリングをもらって、同じ色の異性とカウンターに行くとテキーラのショットをもらえるというシステムだ。何倍も飲んだけれども、テキーラはちゃっかりトニックで薄められてたよ。

 

 さて、マハラジャやプロレスはまた後日書くことにして、先週の何曜日だったかに友人と飲んだ話だ。つまびらかに言うと友人たち、つまりはおれと友人二人の計3人で渋谷で飲んだ。

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学部は違うけれども大阪で同じ大学に通った同級生だ。正確にはおれが工学部で彼ら二人は経済学部で同じだった。全員が1年浪人しており同い年。ムツオとフクシマ。おれとムツオが学園祭の実行委員なるものに所属して知り合い、彼ら二人は同じクラスで知り合っている。さて、そうなるといつしか共通の知り合いであるムツオを介して食堂やらどこやらで話すような仲になり、いつしか友人になっていたと君は思うかもしれない。

 

 

メンチ。これはなにもメンチカツのメンチではない。メンチというのが大阪弁かどうなのかはわからないけれども、標準語で言う「ガンを飛ばす」というのを大阪ではメンチを切るという。ヤンキーは目が合うと「何メンチ切っとんねんコラ」と言いがちだ。

 

15年ぐらい前の夏、おれとフクシマはメンチを切りあっていた。 仲介役になっていたムツオは間に挟まれそれぞれから「あいつはなんなんだ」と言われていただろう。この辺りはもうどんな流れかもあんまり憶えてないけれども、そこから時間は過ぎてムツオとフクシマは大学を卒業して東京に出てきて、1年遅れて卒業したおれは大阪で働いた後に東京に出てきた。その間連絡を取り合い東京に出てきても仲良くしてもらっており年に何回か飲んだり遊んだりする。

 

大学時代や中学高校時代にいっしょに遊んだ友人達ともいつしか連絡を取ることが少なくなる。facebookでつながっているだけというのも少なくない。もちろん地元が大阪で今東京という距離もあるけれども一緒に遊べるのは少なくなってしまった。facebookでそれぞれ元気にやっとるなというのをたまに見る。もういい年なのでほとんど結婚しており、結婚もせずのらりくらりとしているおれみたいなやつはマイノリティとなりつつある。30ぐらいで一斉に結婚しやがった。まぁそれでも結婚してても今こうして仲良くお酒を飲んでくれる友人がいるのはありがたいことだ。

 

 

15年前の夏にメンチを切りあっていた友人とその間に挟まっていた友人と、今こうして渋谷で飲んでいる。 2月というのに今日はやけに暖かい。

 

夏は近い。

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