草津に行った話
夏休みというと学生にとっては当然のようにそこにあって。たとえば小学校から高校にかけては夏休みというと大半が部活に当てがわれていて午前午後とクソ暑い中部活に勤しんでいたわけだけれども、たまの休みには市民プールに行ったり海に行ったり夏をエンジョイ。そんな時代もあった。しかしそれは遠い昔のことで美化されているのかもしれない。
大学生ともなれば夏休みの期間は長くなり、バイトをただひたすら繰り返すことになる。エンジョイすっかっつって海に行った後に体を冷やさずに温泉に浸かるという暴挙に出たところ全身が壮絶に痛む日焼けを体験したことから夏を憎むようになる。そこから昼間の海には近づかないようにしている。
そして社会人。企業によっては定められた期間に夏休みが与えられてありがたいなっつって夏休みを享受してやれどこそこに旅行行くかっつったり、家でゴロゴロするかっつったり大人の夏をエンジョイする。というのは果たして都市伝説なのかどうかわからないけれども、つまりは社会人になって12,3年ぐらい経つけれども決まった時期に夏休みがある企業で働いたことがない。
では休みが無いのかというとそういう話しではなくて、どこか休みが取れそうなところで有休を使って休んだらいいじゃない、という話であって、じゃぁどっかで休むかっつってもなかなか休めずに10月ごろに数日有休を使ったりするわけであって。
ところが今年の夏はちょうど転職と重なりちょろっと休めるなっつって半月ほど休みとれんじゃん、どうすっかなっつって草津に行った。
温泉が好きかどうかで言われると、そもそも箱根ぐらいしか行ったことなく銭湯およびスーパー銭湯で満足しているのでアレなんだけれどもやはり良さがあって。車を借りて関越道からずんどこずんどこ草津を目指して山や谷を越えて草津。
草津というと草津節であって、草津よいとこ一度はおいでちょいなちょいなである。
片岡ヨガ太郎の美術館。まぁ入ってないんだけど。
ともあれ初めての草津であって、硫黄の匂いが立ち込める良さ。ってことで散策すると西の河原公園。
石積みの刑に処されて石を積むけれども完成直前に鬼がやってきて崩すという鬼畜。あちこちに石が積み上げられていて、その先に西の河原温泉がある。写真が無いけれどもつまりはクソでかい温泉であって夜に行ったんだけれども最高。
鳥 the 居
湯畑に舞い戻って思い出したように記念撮影。
生気みなぎる。
湯もみのパフォーマンス。通常のおばちゃんじゃなくてザスパ草津チャレンジャーズなるサッカーチーム。草津の旅館やレストランで働きながらJリーグを目指すとかなんとか。街と共存して応援する/応援されるの関係は素敵。
夜の湯畑もライトアップされていて素敵。
無駄に晒していくスタイル。ホテルの浴衣で出歩いて温泉めぐり。ホテルの温泉の他にも公衆浴場があって、シャワーとかはなくて温泉掛け流しの浴槽がひとつあるだけで最高。源泉が近くてめちゃくちゃ熱いけれども最高。
あとは白根山。
火山。緑白色の湯釜。池。
駐車場から10分ほど登山。その先に開ける緑白色は素敵であって、ただ一部色が違っていて最高。
草津熱帯園。あなどっていたけどワニがデカかったり蛇がでかかったり見どころが満載で最高。
以上草津。ちょいなちょいな。