9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

ミステリー飛行機

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空港にいるというのはつまりはこれからどこかに行くか、帰ってきたところか、もしくは誰かを待っているかのどれかだろう。

 

夏休みの羽田空港

到着口ではそれぞれ家族や恋人や友人を待つ。それはあるいは「ようこそ」といった旅の始まりかもしれないし、あるいは「おかえり」といった旅の終わりかもしれない。

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痛ドルを追いかけた夏の日

目次

  • 痛ドルGOに行ってきた話
  • 痛ドルとは何か
  • 次の痛ドルイベント

 

雨が降ったりやんだりする不安定な天気の合間に夏の太陽が現れる。湿度を伴った陽射しが強い夏の日の公園で、おれは痛ドルを追いかけて走り回っていた。

 

このように書くと君は3つの疑問点が頭をよぎるのではないだろうか。

 

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友人の展示を見にヒカリエ8に行ってきた話

たとえば君が女子大生だとしよう。それはギャルのようなチャラチャラしたような明るい髪ではなく黒髪、もしくはちょっとだけ茶色に染めたかんじだろうか。染めたと言われてもなかなかわかりづらく、月曜日に当てずっぽうで「髪切った?」と聞くと大喜びで「わかる??ちょっと切ったぐらいだけど染めたんだよね♪」と変化に気づいてくれたことに喜ぶようなかんじかもしれない。あるいは過激な方ではなく静かなかんじの美大生だろうか。

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あの夏の花火

夜の公園で友人達とした花火はとても良い記憶だ。誰かの花火から火をもらい自分の花火に火をつける。共同作業感がある。真っ暗な公園に火薬の匂いが立ち込める。ねずみ花火にわちゃっ、わちゃっと逃げ惑う。ドラゴン花火が火を上げる。お調子者がその上をジャンプする。花火セットに入っているトリッキーな謎花火なんかもある。ロケット花火に火をつけて打ち合いをする。Tシャツに穴があくので元から捨てるつもりのTシャツを着てくる。ロケット花火の打ち合いで走り疲れてクタクタになる。

 

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東京デカダンスに行ってきた話

梅雨が開けようとしている。

これからクソ暑い夏を迎え日々日焼け止めを体に塗りこみ涼しい部屋でコーヒーでも飲みながらSNSを眺めていると、やれどこどこの夏フェスに行ってきましたやら花火を見ましたやら海に行ってきましたやら最高の夏が並ぶのだろう。

「海に行って最高〜〜」的な投稿がなされ水着の写真がアップされるのであり、ついつい「いいね!」を押してしまう。たとえば雑誌のグラビアなんかよりも知り合いぐらいがちょうど良さがあるのではないだろうか。なぜか。リアルだからだろう。

そしてSNSにアップされた水着写真にいいね!を押している内に我々の夏が終わる。サマー・オブ・ラブ。最高の夏である。

 

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Tokyo DEBUdance(東京デブダンス)に行った話

先週の土曜日、歌舞伎町で行われたイベントに行ってきた。

そのイベントは今回が2回目の開催だった。このイベントが開催されるバーにしばしば行っておりお酒を飲んでいると、いつのどのイベントはどうだったかみたいな話を聞いたりするけれど、前回、つまりは初回の話を聞いたところかなりやばい(良い)ぞ、と聞き及んだのである。

 

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