9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

2016年春アニメを見た話と夏アニメを見る話

多分に漏れずアニメをいくつか見ている。というのは時間つぶしにぴったりだからだ。たとえば土日なんかの休日に何をするか。特に予定がなければ家にいてられないおれ、目的もないまま外に出かけ、と言っても家からほど近い新宿にチャリを漕いで出るわけだけれども、新宿に出たところでやることもないので本を買って読むか、ギャンブルに勤しむしか無いのである。

 

ギャンブルというのは結果、時間あたりどれぐらい勝った、どれぐらい負けた、という話になる。そして親が勝つのは当然である。なぜか。親が勝たないと経営が成り立たず潰れてしまうからである。ここで注意したいのは、極一部パチンコやスロットを生業としている人がいるように、全員が平等に負けるという話ではなく、トータルで客が負けるということにある。客とお店は1対1ではなく、親が1に対して子は多数である。子は勝つ人もいれば負ける人もある。うまく立ちまわる人は長い目で見ると負け額を抑え勝つチャンスを増やし、カモは負け額を重ねてたまに勝ち、トータルで負けを積み重ねるのだ。

 

ではここでカモにはどういう人がいるのだろうか。これは実に簡単な話で時間を潰す術が無い人たちだ。何もすることが無いからギャンブルに勤しんでしまうのだ。そして時間が長ければ長いほど負け額が増えていく。そして俺はカモである。

 

 

つまりはギャンブルに興じる時間が少なければ少ないほど負け額を抑えられる。ではどうすればよいかというと、やることを増やせばよいのである。つまりはアニメを見ればよいのである。アニメによって自身を束縛し、ギャンブルに興じる時間を抑えればよいのだ。

 

アニメというとだいたいワンクール12話前後で、各季節3ヶ月毎に句切られそれぞれ春アニメ、夏アニメ、秋アニメ、冬アニメと呼ばれているのはご存知だろう。ご存知じゃない?そんなこと知った事か。区切られているのだ。

 

外は梅雨の隙間で晴天、クソ暑い。ちょうど春アニメが終わり、今週来週から夏アニメが始まるところだ。この夏はアニメを見て積極的に時間を潰したい。 ここでは2016年春アニメの所感と夏アニメについて記したい。

 

どのアニメを見るか問題

その前にアニメを見るというのはつまりはどのアニメを見るか選ぶところから始まる。たとえばこれが今年の夏アニメのラインナップだ。50本近くもありすべてを見るのは当然難しいだろう。たとえばおれの友人はとりあえず第一話をすべて見て、引き続き見続けるかどうかを判断をするそうだ。

 

しかしそこまでするのもめんどくさい。前評判およびフィーリングで選び、録画予約をしている。

 

昨今、テレビの他にもたとえばバンダイチャンネルのようなアニメ配信サービスなどでテレビと同じタイミングで各話を追加していくものもある。春アニメの「マクロスΔ」などは前述のバンダイチャンネルで配信されていて、クールの途中から見始めることもできる。他にも春アニメでいうと「鋼鉄城のカバネリ」はAmazon Primeでも見られたりする。このように配信先がバラバラになるというのも悩ましいところだ。

 

ではおれはそういったサービスで見るのかというとそうでもなく、あくまでハードに録画したやつで見ている。理由はない。テレビで見たいから見てるのだろう。つまりは第一話を逃すと、後であのアニメがおもしろいと評判になってもそこまで遡る気が起きないというか見るチャンスが無い。Amazon Primeには入っているので運良く配信されていれば見ることができる程度だ。最初の録画予約時点でその季節の運命の大部分が握られている。では今年の春アニメは何を見たか。

 

2016年春アニメ所感

今期見たのが

の4つだった。

 

以下、所感だ。ネタバレは微塵も無い。

甲鉄城のカバネリ

今期のノイタミナ枠で放送されていたアニメ。ノイタミナ枠というのはフジテレビの深夜アニメ枠を称する。 なんかゾンビもの、スチームパンク、時代劇が掛け合わさって無茶するな的なかんじ。まぁなんか目的地があってそこに至るロードムービーの最中にゾンビと戦っていくのだが、最後はうーむ………というかんじで終わった。たまに絵がキレイだった。

 

マクロスΔ

1話は超絶期待させるものだった。戦闘シーンと音楽がかけあわさりワクワク感が最高だった。最高すぎた。その分維持できずに失速した。2時間アニメぐらいがいいんじゃないかしら。

 

ジョーカー・ゲーム

原作が超絶おもしろい分、そのままおもしろかった。1話完結のミステリーは外れないのかしれない。

 

キズナイーバー

キルラキルのトリガー制作ということで期待が高まる。友情や恋愛に関するアニメであり、キャラクターや絵はおもしろいけれどもストーリーがまずまず程度にとどまった。

 

2016年夏アニメは何を見るか

ってことで夏アニメ何見るかなっつって、一覧を見てなんとなく選んだものおよび友人の推薦で

の5つとする。

 

これで自らを束縛し、時間を潰すことでギャンブルに勤しむ時間を少なくしようという魂胆だ。 そしていつかそのアニメはパチンコやスロットの台となり、とりあえず打ってみっかとなり負けに至るのだ。ここは地獄か。