髪切りました♪
やりすぎじゃね?と思うのには二種類あって、それは自らが自らの行いに対して「やりすぎじゃね?」と思うことであり、もうひとつは誰かがやったことに対して「やりすぎじゃね?」と思うものだ。特に後者、誰かがやったことに対して「やりすぎじゃね?」と思う度合いがさらに大きくなるのが、やられた対象が自分の場合である。
人の旬というのはいつごろ来るのだろうか。あるいはそれは男性ならどれぐらい、女性ならどれぐらいというものがあるのだろうか。否である。髪を切るとモテる気がする。つまり旬とは髪切りたてであり、月に一度や二ヶ月に一度のサイクルで旬は訪れる。そしておれは先週の日曜日に髪を切った。歌舞伎町のホスト「今賀 峻(いまがしゅん)」さんもその名のとおり今が旬と言ってくれている。
当方ロン毛である。さてロン毛で何を切るのかというと両サイドである。両サイドは刈り込んでいるのであり、時にはおろして時には結んでやりくりしている。つまりは1000円カットで「サイドに短いところがあるのでそこを3ミリにしてください」と月イチでオーダーすることにより今が旬となるのである。
「サイドに短いところがあるのでそこを3ミリにしてください」というオーダーを受けたのであれば、本来は短いところだけを刈りとるのがその真意ではあるけれども、ここでカットする人はジレンマに陥るのだろう。短いところだけを刈ることができるのであれば何も悩むところはないのだけれども、ぴったりその位置で刈るのは難しいのだろう。ましてや操るのは大きなバリカンだ。細かい作業をすることは難しいのだろう。そこで1000円カットは二つの選択肢に面するのだ。それはつまりは「ちょっと伸びた部分をいくらか残す」か、「長いところまで刈り込み、長いところと3ミリのところを二分する」というものだろう。
経験上だいたいの1000円カットは「長いところまで刈り込み、長いところと3ミリのところを二分する」を選ぶ。というのは長いところと短いところでいわゆるツーブロックになっているのであり、その間に中途半端な長さが残っていれば段差ができてしまうからだろう。その中途半端具合になるのであれば長いところをちょろっと侵食したほうがよいという算段だろう。
つまりはおれの髪はだんだん真ん中側に侵食されていくのである。そしてそれは覚悟していたことだけれども。
しかし、
ちょっとやりすぎじゃね?である。
比較するために先月のおれがIT健保のバーに言った際にアホのような顔をしてカクテルの写真を撮る様である。
これが、
こうである。ちょっとやりすぎじゃね?である。
これが、
こうである。ちょっとやりすぎじゃね?である。
これが、
こうである。ちょっとやりすぎじゃね?である。
これが、
こうである。ちょっとやりすぎじゃね?である。
これが、
こうである。ちょっとやりすぎじゃね?である。
これが、
こうである。ちょっとやりすぎじゃね?である。
今まさに旬である。