24時間麻雀をした話
愛は地球を救うのだろうか。
毎年行われる24時間テレビ、愛は地球を救う。さまざまな物議を醸す当番組。知らんけど。ちゃんと見たことないなっつって。
愛は地球を救うのだろうか。あるいは牌ならどうか。牌は地球を救うのか。
ということで24時間テレビの裏で24時間麻雀を開催した。都合14人、3つの卓をフル稼働して最終的には28時間ぐらい。
もちろん黄色いTシャツを着用。一人うまい棒がいるけど謎。愛は地球を救うのか、24時間のその先に見える景色は果たしてどのような光景だ。負けないででラストスパート、最後はサライで感動するしかない。
気合を入れて痛ドルTシャツを着て参戦。というか黄色いTシャツがこれしかなかった。
右手の包帯は感覚を研ぎ澄ますために献血して臨んだ。アカギは血を足して臨んだけどおれは抜いて臨む。この辺りから散々な目に合うことは決まっていたのかもしれない。
麻雀というのは4人(3人の場合もあるけど)で1卓を囲むものであって、じゃあ順位入れ替えでもして最強を決めるかっつって順位入れ替え。普通にしてもアレだなっつって3軍卓は人の扱いをしないルール。
・個室じゃないオープン席
・タバコ禁止
・飲み物禁止
・私語禁止
・椅子ボロボロ
・自動卓のサイコロ部分のカバーが外れてる
・年貢ポイント献上
といった人扱いしないルールを制定。
監獄実験直前である。監獄実験についてはesという映画に詳しいから見てみるとよい。
限界の状態で24時間麻雀を打つというはやはり正気の沙汰ではない。
で、まぁ結果は散々だったんだけれども24時間完走した。ZARDは負けないでと歌った。何に負けなければよいのか。眠気か、空腹か、緊張感か。感動は無い。サライでは「動き始めた汽車の窓辺を流れてゆく景色だけをじっと見ていた」と歌うけれども、24時間麻雀では減っていく点棒をただ見ていた。地獄。
麻雀は始発から夜までに限る。