9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

3連休の過ごし方

10月11日、祝日明けの火曜日。

たとえば君のお給料日が毎月10日だとしよう。お給料が振込による場合、給料日が土日や祝日の場合には銀行が閉まっているため、その前の平日に繰り上げられるのではないだろうか。

 

 

たとえばこの土日月は三連休だった。そして、そこに給料日が入ってくるとお給料が実際に振り込まれるのは10月8日の金曜日だ。これを吉と見るか凶と見るか。あるいはお財布がやばい場合なんかにはそれは吉となる面がある。助かる〜〜、となる場合がある。しかし一方で次の給料日までの距離は遠くなり、それが凶となる場合もあるだろう。

 

さらには3連休だ。3連休というのはまずい。朝から晩までがっつりとした予定が入っている場合にはなんのまずいこともないだろう。まずいというのはつまりは隙間だ。たとえば土曜日には昼間髪を切る予約を入れて夜に飲みに行く約束があるとしよう。隙間というのはつまりはこの飲みに行くまでの間であり、そこに悪魔が宿るのである。

 

隙間の潰し方、言い方を変えれば時間の使い方というのは人それぞれだ。たとえば時間が空いてるからどこかでコーヒーでも飲みながら本を読んだり、映画を見たり、どこかショッピングに出かけたり、ジムに行って体を鍛えたり。

 

そして時間の潰し方というのにも優先順位というものがあるだろう。たとえば上記で並べた読書、映画、ショッピング、ジムが全て選択肢としてある場合には、今読み進めている本あんまりおもしろくないし、じゃぁ映画見るかっつって見たい映画をしてるわけでもなく、じゃあちょっと買うつもりもないけどちょっとお店を眺めてみるか、でもあんま時間を潰すあれでもないし、じゃぁ今日は肩の筋肉を重点的にトレーニングしようかっつってそもそもジム入会してないし。

 

さて、時間をどう潰すかというのは人類の最大にして最強の難敵ではあるけれども、おれはつい最近武器を入手したのであり、その武器とは何かというと、先週入ったipat、つまりはインターネットから競馬に投票ができるというものだ。 今までは混雑する場外馬券場に行きおっさんたちにもみくちゃにされながらマークシートを塗り、投票マシーンに並ぶ必要があったけれどもその必要はない。

 

シャレオツなカフェに駆け込む。PCを開いてradikoにアクセス、イヤフォンをぶっ刺し競馬中継を聞く。iPhoneを取り出す。JRA-VANという有料データベースの会員にもなっている。有料データベースというとたとえばその競馬場やコースによって統計的にどの騎手が得意とか、どの父親の馬が得意とかそういうものがデータで見られるというものだ。

 

やはりデータは重要だ。データというのはそのような結果になりがちというもので、つまりは傾向。傾向に加えて当日の直感を加えることにより最強の予想ができる。iPhoneJRA-VANアプリを起動して次のレースをフォーカスする。データを見ながら買い目を予想。買う。レースを待つ。イヤフォンからラジオNIKKEIのアナウンサーの声が聴こえる。外れる。惜しい。しかし悪くない。大きくズレてはいない。次だ、次。

 

10月11日、祝日明けの火曜日。土日祝日で繰り上がったけれども、実質的には今日がお給料が入った初日のようなものだ。そしてそのお給料日初日に今月のお小遣いを全て使い切った状態である。これはマズい。今月はただただ生きる。