東京デカダンスに行ってきた話
梅雨が開けようとしている。
これからクソ暑い夏を迎え日々日焼け止めを体に塗りこみ涼しい部屋でコーヒーでも飲みながらSNSを眺めていると、やれどこどこの夏フェスに行ってきましたやら花火を見ましたやら海に行ってきましたやら最高の夏が並ぶのだろう。
「海に行って最高〜〜」的な投稿がなされ水着の写真がアップされるのであり、ついつい「いいね!」を押してしまう。たとえば雑誌のグラビアなんかよりも知り合いぐらいがちょうど良さがあるのではないだろうか。なぜか。リアルだからだろう。
そしてSNSにアップされた水着写真にいいね!を押している内に我々の夏が終わる。サマー・オブ・ラブ。最高の夏である。
ともあれ夏を迎えるこの季節にそろそろ目を向けないといけないのはハロウィンのことだろう。 こういうと君は「ハロウィンなんぞ秋ではないか」と思うかもしれないけれども、ハロウィンをどう過ごそうかという目星をつけておくのも良いだろう。準備に時間をかける。
ハロウィンはここ数年盛り上がりを見せ、渋谷の交差点は大混雑する。警察も出動するぐらいだ。一部批判の声も聴こえるけれども、普段しない格好をしてみるとたしかに楽しさがある。
かくいうおれは去年はハロウィンイベントは2つ行ったわけで、ひとつはデイリーポータルZが主催する「地味な仮装ハロウィン」。
この『家にいる時のホスト(右)』がおれである。これはもうなんか逆にどうボケるかみたいなかんじになっており非常に楽しい。去年はウケてよかった。
もし今年もやるようならまた行きたいし、何をするかは既に決めている。
そしてもう一つが東京デカダンスのハロウィンイベントだ。
東京デカダンスというのはクラブイベントであり公式サイトから引用すると
2005年に誕生したクラブイベント。オーガナイザー・アドリアンを中心に東京のぶっ飛んだカルチャーが集まり新たなド派手ファッションを生み出した。 またたく間に人気イベントへと成長し、海外からのオファーも多数。 フランスを中心にドイツ、スイス、スペイン、オランダ、スロベニア、ロシアなどでもイベントを行ってきた。特にパリでは2000人を越える動員数で注目を集める。
である。
東京デカダンスはお休みの月もあるけれども月イチで新宿のキリストンカフェや表参道のアトランティスで開催されており、端的にいうと派手なファッションの人が集まるイベントである。毎月がハロウィンみたいなものである。そして毎月ハロウィンみたいなことをしている人々がいざ実際のハロウィンになるということがどういうことか想像に容易い、あるいは想像もつかないだろう。
東京デカダンスに行ってきた
先週土曜日、その東京デカダンスが開催されたので行ってきた。場所は新宿、花園神社にほど近いキリストンカフェである。 先日のブログで書いたようにこの日は東京デブダンスとハシゴしたのでずっといたわけではないけれども、その様子だ。
フロアではGoogle Playやかんぽ生命のCMにも出ている81歳の現役最高齢“DJ SUMIROCK”がまわす。
ステージではデカダンスのメンバーも踊る。
もちろんクラブイベントなのでお酒を飲んだり音楽聞いたり踊ったりおしゃべりしたりである。フロアにはいろんな方がいらっしゃって。派手なファッションももちろんだけれども、ゴシックがいたりロリータがいたり、なんかセーラー服っぽい水着がいたりわりかしカオスだ。
フロアに戻るとゲストDJ、パリピズムのDJみねおかとちんぽぽガールズ。
ちんぽぽガールズ達がステージで踊り会場を盛り上げていた。 パリピズムについてはこちらも参照されたい。
この辺りでデブダンスに戻ったのでその後どんなかんじだったかわからないけれどもなんとなくおわかりいただけただろうか。
ハロウィンに向けて
ともあれ我々はそろそろハロウィンに備えないといけない。去年のハロウィンデカダンスの様子はここを見るとわかるだろう。ちなみに去年の私がこちら(右)。
白のスティックドーランの上に白粉を塗るというのを教えてもらい、白塗りしたのが二回目ぐらいであり、なんとなくでそれっぽくなる。年に一回ぐらいはこういう日があってもよいだろう。
そしてデカダンスのハロウィンには超絶上級者がわんさか集まる。毎日ハロウィンのような人々のハロウィンである。どんなかんじか見に行くだけでも超絶楽しいだろう。今年の開催がいつかわからないけど10月後半ぐらいの土曜日だ。公式twitterをチェックしよう。
今年はどんな格好をしようかしらん。