ユニバーサルカーニバル(ユニバカ)×サミーフェスティバル(サミフェス)2016 に行ってきた話
たとえばこれは趣味の話であったりあるいは仕事の話でもあったり、つまりはパチンコとスロットの話だ。そういうと君あるいは顔をしかめるかもしれないけれども仕方ない。昨日、東京ビッグサイトでパチンコやスロットのメーカーであるユニバーサルとサミーが共同で開催したイベントに行ってきた。
土曜日の夜にイベントに繰り出し朝方に帰宅。プリキュアを見ようと8時半に起きたかったけれども目が覚めたのは9時半であり「ちくしょう!プリキュアどころかドラゴンボールも見逃してるやんけ」となったけれども、しかしやむなしワンピースとワイドナショーでも見るかとテレビをつけ8チャンにしたら27時間テレビ。ワンピースではなく東国原元知事と上西小百合議員が口喧嘩をしておりゲンナリしたわけで、「ちくしょう!ユニバカに行くか!」となったわけである。うそ、もともと行くつもりだった。
身支度を整えビッグサイトへ向かう。ビッグサイトには年に数回しか行かないけれどもそれはコミケかなんとかエキスポみたいなビジネス的なアレであり、その度に国際展示場駅って遠いよね感が否めない。
駅を降りるとなんか女の子が多い。
はて、確かにホールに行くと女の子がいないわけではないけれども、しかしこの人数は尋常ではない。今回のイベントでは限定のグッズが販売されており、アニメ版権、たとえば化物語シリーズなんかもあるためそれ目当てかしらん、などと思いながらビッグサイトに至ると、「ハンドメイドインジャパンフェス」という看板が貼りだされていた。
ビッグサイトは大きく東と西に分かれており、東ではハンドメイドインジャパンフェス、西ではユニバカ×サミフェスが行われていたわけであり、なるほどね、と膝を打ったのである。
邂逅。これは邂逅である。かたやパチンコやスロットに行く人々、かたやハンドメイドクリエイターおよびそのファンたちの祭典、普段は交わることのない人々が同じ時間に同じ場所に向かうその様はまるで混沌だった。
ともあれユニバカ×サミフェスである。
サミーもユニバーサルもトップメーカーであり様々なヒット機種を世に送り出してきたメーカーである。今回のイベントではこれからホールに入る予定の新機種まどか☆マギカ2と北斗の拳の試打コーナーがあったり、先述の物販、過去の機種の試打コーナーやステージでトークショーなどが行われる。 会場に着くとやはり盛況であり人で溢れかえっていた。
ステージ
メインステージでは機種の紹介や声優のトークショー、さらにはパチンコやスロットの楽曲をDJ達が流し踊り狂うクラブイベントであるところのMAXBEATが開催された。なお、MAXBEATの頃には体力が尽きており帰宅している。
しかしまぁ機種には多数の楽曲が搭載されており、それはたとえばアニメ楽曲であったりオリジナル楽曲もありアゲアゲである。その辺りはこちらを参考にされたい。
ハマる気持ちが分かる!パチンコ・パチスロの名曲 - NAVER まとめ
他にもプロレスのリングがあり、オープニングではプロレスも行われたようだ。こちらも家で出かける準備をしている頃であり見ていない。つまりはメインどころを見ていない。
しかしまぁ他にも催し物は多々あるわけで、
アトラクション
会場にはパチンコやスロット機種の演出を模したさまざまなアトラクションがあり、クリアすると限定のステッカーがもらえるというものがあった。
たとえばこれはスロット化物語の演出である「こよみレース」を模したアトラクションだ。キリン柄は激熱である。
その他まどか☆マギカや北斗の拳、獣王など機種に基づいたアトラクションが設置され、それぞれ長蛇の列を成していた。アンケートに答えてステッカーを もらったところ、キラのまどかが出てきて良さがあった。
新機種試打コーナー
目玉は9月10月ごろに導入されるとされている「魔法少女まどか☆マギカ2」と「北斗の拳 修羅の国篇」の試打だ。北斗の拳は2003年に最初の機種が出てきて以来、累計販売台数は約62万台(wikipeidaより)という超絶ヒット機種であり、「北斗の拳 世紀末救世主伝説 」「北斗の拳 転生の章 」など後継機も導入されたヒットタイトルである。今回、はじめて「修羅の国篇」が出てくるということで注目を集めている。アニメでいうと北斗の拳2でありバットとリンが大人になっている方である。「愛をとりもどせ!!」ではなく「TOUGH BOY」の方でありTOM★CATとうじきつよしの方である。
一方、魔法少女まどか☆マギカは文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞したアニメであり、スロットは2013年12月に導入された1機種しか出ていないけれどもそのゲーム性が大変おもしろくヒット機種となり現役バリバリで稼働している機種である。その後継機が出るとなると注目を浴びるのは当然である。
この新機種試打コーナーは事前予約および当日も並べば打てるというものであったが事前予約を完全に忘れており、さらには当日の並びも超絶長蛇の列だったので諦めた。
黒王号と、
ハーデスが迎えていた。
フード
アニメや演出を模したフードブースがあり、こちらも盛況で席はギュウギュウであった。というのは、もちろん500円で販売している丼やお弁当、デザートもあったけれども、入場パスにフード引換券が備えられており、一部メニューが無料でいただけるという太っ腹具合である。「獣王の肉巻きおにぎり」をいただいて美味だった。
物販
物販では機種やアニメのTシャツやスマホケースなどの物販が行われていた。まどか☆マギカや偽物語のTシャツなんかはスロット打ちじゃなくてアニメの方のファンでも欲しくなるようなアレだった。他にも様々なグッズが販売されていたけれども、総じていうとゲン担ぎであり、たとえばミリオンゴッドのGOD図柄スマホケースを持つとGODが引けるのではないかという期待感がある。
激熱演出のTシャツを来てスロットを打つと激熱演出が出てくるのではないかという期待を持たせるものである。 あるいはそれは決意であり、激熱演出を出すぞ!という気概かもしれない。
フロア
かわいいレイヤーさんがいたり、
顔ハメがあったので、
こうで、
こうで、
こうだ。
過去機種の試打コーナー
過去の機種がずらりと展示されており、実際に打つことができた。通りを歩きながら、あー、こんな台あったなとか、これ打ったなとか、これは超絶勝ったなとか、そういった楽しい思い出が呼び起こされる。こちらも満席というか満台というか、常に全機種打たれている状態でありなかなか打てなかったけれども名機種であるところの「大花火」を打つことができた。
大花火とワードオブライツは我が青春である。
ここでおれのスロットの系譜。
浪人〜大学初期
初めてスロットを打ったのは浪人時代でありファニーサンタという機種であった。知る人ぞ知る名機である。 しかしスロットなんか打たずに勉強しろよという話である。
当時は4号機の時代であり様々な名機が産み出されている。今もなお後継機が続くものや、今になってやっとリバイバル版が出るような名機である。花火やクランキーコンドル、サンダーV、アステカ、ワードオブライツ、大花火だ。リプレイハズシなどの技術介入もあり腕が必要な時代だった。そしてその技術を見せる時代であった。
当時は店によっては一部3号機であるところのニューペガサスとかが残っていた気がする。
当時はモーニングを仕込んでくれるお店なんかもあった。モーニングというのはつまりは朝イチで大当りがあたっている状態で開店することである。 1000円をサンドに入れて機種のスイッチを入れてもらうと「かーぎやー」が点灯していたりして良い時代だった。
大学後期
たしかこの辺りでストック機やAT機が出てきた気がする。
711枚が1G連して爆速で出玉が出てくる初代吉宗や、初代北斗の拳、ミリオンゴッドや獣王、サラリーマン金太郎といったAT機が流行った時代である。爆発性がありポンポンと出玉が出る。ストック機であるところのビーストサップで2時間ぐらいで5000枚ぐらい出たのは良い思い出である。
なお、オカルトというか勝つために何ができるかというのを考えることがある。
サラリーマン金太郎で勝つにはサラリーマン金太郎を理解しないといけないと考えたことがある。善は急げとまんが喫茶に飛び込み全巻を読破、ストーリーを理解し、満を持してパチンコ屋に行きサラリーマン金太郎を打ったことも懐かしい。負けたけど。
この当時はお店によっては来店ポイントなんかもしていて、何ポイントか貯まるとこの機種の最高設定を打てますよ、みたいな指定台ができることもあり良い時代だった。
社会人初期
大学を卒業して就職をするのであり、大阪の印刷会社に入社。
この頃から4号機の規制が入り5号機の時代になった。射幸性が落とされノーマルAタイプやRTやART機の時代に入る。技術介入が無くなったころである。 会社終わりに同僚と一緒に会社近くのクソみたいな店によく行ったものである。
当時は「エヴァンゲリオン〜まごころを君に〜」を始めとしたエヴァシリーズが出てきた頃である。エヴァ孫は史上最大の名機である。
他にもスパイダーマンやリングにかけろといったようなRT機やデビルメイクライ、烏龍が良さがあった。
社会人後期
東京に出てきてもちらちら遊んでおり今である。この間に規制が敷かれたりしているけれども、先述のまどか☆マギカなんかも名機である。他にもひぐらしのなく頃に祭なんかも素敵。
ちょっとまぁ昨今厳しくなってるけれどもゲーム性がおもしろいものがあって出玉性能も伴えばいいなぁと。
以上、過去機種である。思い出話になってしまった。
ユーザー離れが起こったりしている昨今であるけれども、こういったイベントでいろんな人が楽しんでいるのを見るとまだまだ期待もできるのであり、もっと盛り上がれば良いなぁと思いました。終わり。