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9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

歌舞伎町のカフェから

たとえば歌舞伎町のカフェなんかでひとり、コーヒーを飲んでいるとしよう。それはあるいはドトールといった安いチェーン店かもしれないしルノアールのようなやや高いチェーンかもしれないしオシャなカフェかもしれない。ガヤガヤしてたり静かにジャズが流れていたり、その店によって風景は様々だけれども、まわりを見渡すといろんなお客さんがいるだろう。

 

 

もちろんカフェにいるのだから何かしら理由があるだろう。それは本を読むかもしれないし、PCを開いて仕事をしているかもしれないしただの時間つぶしかもしれない。

そんなときに隣の席から興味深い話が聴こえてくるとその日はラッキーデーだ。興味深い話というと何かというとつまりは普段は交わらない世界の人同士の話しだ。

 

実際に聴こえてきた話をいくつか思い出してみる。

 

パネマジ、あるいはサバ読みの話

スカウトの男の子と女の子が相対して座っている。他愛もない雑談だ。あの店がどうとかここはどうとか話している。

 

話が進んだところで「今身長と体重どれぐらいだっけ」というスカウトの問いに女の子は答える。詳細は憶えてないけど160云々で六十何キロでやや太めなかんじだろうか。

そこで男の子は「そうだね、プロフィールは身長を5センチ伸ばして体重は8kg減らそう」と言った。

 

身長と体重というのはやはり相関があり、身長が高い分ベースの体重が上がるのは仕方がないことだろう。

たとえば150センチの50キロと155センチの53キロはどちらが太っているかというとどっちも変わらないだろう。

 

たとえばここで160センチ60キロとしよう。ややぽっちゃりだろうか。

ここから身長を5センチ伸ばし体重を8キロ減らすと165センチ52キロのスレンダーが爆誕する。

プロフィールについてスカウトがどこまで権限があるのかわからないし最終的には店舗が決めるとは思うけれども、まぁ身体測定器具があるわけでもないだろうし事前にそういう話をしていたのかもしれない。

 

パネルマジック、つまりはphotoshopで顔写真を補正したパネルのプロフィール記載欄、身長は165センチ、体重は52キロ、おそらくスリーサイズではバストとヒップは据え置き、ウエストも20ぐらい減らすのだろう。スレンダーが爆誕する。君は指名するに違いない。

 

ネットワークビジネス、それはしばしば3人で行われる

相手を誰に広げるかというのはネットワークビジネスでもっとも重要なところだろう。知らんけど。

旧友から久しぶりに連絡があり、いざ会ってみるとネットワークの勧誘だったという経験は無いだろうか。おれは無い。

まぁでも良く聞く話である。なんか良く聞く話なのでそれはあるいは都市伝説のようなものかもしれないけれども、だいたいファミレスやカフェであって、いざ話をしていると"尊敬している先輩"が表れるパターンだ。

 

しかしまぁこの部分で問題なのはやはり既に構築されている人間関係を巻き込むかどうかだろう。

直近で遊んでいる人達を巻き込むのは憚られるといったようなうしろめたい気持ちがあれば、先述のような久しぶりの連絡なんかになるのではないだろうか。

おそらくたまに、本当にその人のためになると思って話を直近の人間関係に話を振って関係が終わるというのがあってタチが悪い。

 

そしてカフェである。隣の席から「tinderでアポ」と聴こえる。

なるほど合理的である。子を増やせば有利になる世界では、やはり知人というのは限りがある。そこでtinderである。tinderというのは出会い系であり、まず最初に写真やプロフィールが表示され、気に入ったかどうかをスワイプで選ぶ。簡単に言うとアリなら右、無しなら左である。簡単だ。そこで双方が「アリ」でマッチすればメッセを交換できるというものだ。tinderに限らずメッセ機能を持つ出会い系であれば、初見の人にアプローチできるということだろう。うかうかtinderに手を出せなくなる。

 

しばしば完全に怖い商売をしてらっしゃるであろう風貌の方がいる。

あの人◯されて◯したのがあれでみたいなのが聴こえる。

何が怖いってお年を召していらっしゃる場合であり、そっちの世界はわからないけれども、たとえばそれが年功序列というものも存分にあるとするならばどれぐらいのアレか全然アレしてわからない。

 

恐怖というのは知らないところから始まる。

そういう時はただただ自分の作業に集中するフリをしよう。

 

 

たとえば歌舞伎町のカフェなんかでひとり、コーヒーを飲んでいるとしよう。店によって風景は様々だけれども、まわりを見渡すといろんなお客さんがいる。

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