9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

今ならうまく笑える気がするんだ。

(「旅行行って写真撮る」と「甘いもの食べる」をええかんじに繋げて歯医者に行ったから今ならうまく笑える気がするんだに繋げる)

 

なんか甘いもの食べたいなぁ、とたまに感じることがある。その原因は一説にはミネラルやビタミンが不足しているサインであって、チョコレートのような甘さではなく果物を摂ると良いと言われている。まぁでも食べやすい甘いものというとチョコレートとかクッキーが手軽であって、つまりはその両性能を兼ね備えたアルフォートは最強であることは間違いない。さて、仕事中に小腹が空いた感をおぼえたならばサクッと近くのセブン-イレブンまで行っておやつを買ったりすることもあれば、同僚がどこか旅行なんかに行った際にはそのおみやげが社内で共有されることがある。たとえばゴールデンウィーク明けなんかには実家に帰ったり旅行にでかけたりと、社内のおみやげスペースは賑わい各地のお菓子で溢れて良さが溢れ出る。一口におみやげといってもなかなか難しいものだ。どこにでもあるようなしょうもないクッキーにその都道府県名が書いてあるだけでおみやげとして成立してしまう。しかしこれではおもしろくない。やはりその地方の特産物であったり、地方発祥の有名店と言っても百貨店には置いてないようなおみやげを選ぶことを心がけたい。たとえばおれは大阪に帰省した際には、会社に持っていくおみやげはここ数回満月ポンにしている。満月ポンというと関西地方ではスーパーなんかで買える醤油味のおせんべい。めちゃんこ激ウマであって幼少のころから慣れ親しんだ味なのだけれども、東京では一部イオン系列のお店や一部のダイソーにしか販売でしておらず知名度はほぼ無いと言えるだろう。満月ポンを広めることが東京に出てきた大阪人の使命である。中学生のころには下校の際にたこ焼き屋兼駄菓子屋により、たこ焼きを満月ポンで挟んだ通称たこポンを毎日のように食べた記憶もある。おみやげとは文化の共有であり、かつての自分を今まわりにいる人達に共有することでもある。SNSでは旅の思い出を嬉々として写真とともにシェアするその笑顔は輝いている。

 

笑顔というのは素晴らしいものであり、ポップな歌にはよくよく出てくるワード。スマイルとか笑ってとかに形を変えることもあるけれども、えてして一般的に良い印象をもたれるマジカルワードである。泣いた顔を見たいか笑った顔を見たいかと問われれば十中八九笑った顔を見たいわけである。(笑顔について掘る)

 

たとえば仕事を済ませて帰り道、ちゅらちゅらと自転車を漕ぎながら家路である。新宿にでも寄って一杯ひっかけて帰ろうかなってときに小腹が空いたらどうだろう。すると君は棒に刺さったままぐるぐるまわった状態のバウムクーヘンのような顔をして「何も小腹などと言わずに晩ごはんを食べたらよいではないか」というのかも知れない。えてして正解である。しかしここには大きな問題がある。それはごはんが先か、お酒が先かという問題である。というのはお酒を飲みながら晩ごはんを食べるというのはあまりしない。飲むなら飲む、食べるなら食べるである。もちろん家で何かしら自炊した日にはビールを飲みながら晩ごはんを食べるけれどもそれはチェイサーであってよし飲むぞ!の飲むではないので難しい。(後で広げる)

 

さて、おれが勤めるところである恵比寿から新宿まで自転車を漕いで進むと当然のように渋谷原宿代々木を通過するわけで、明治通りをずっとまっすぐである。小腹が空いた際にはどうするかというと原宿でクレープを食べるか新宿のミスドでドーナツを食べるとよい。原宿ではクリームチーズにナッツが散りばめられキャラメルソースがかかったクレープをよく食べる。もちもちパリパリのクレープ記事にクリームチーズの酸味、ナッツの風味と食感にキャラメルソースの甘さが加わり最高である。しかし原宿のクレープには問題があり、だいたい原宿のクレープ屋でアルバイトをするぐらいなのでおわかりのように、店員さんは女子高生なんかのちんちくりんであり総じて仕事ができるタイプではなく2,3人並んだ程度で店は機能不全となり停止。客を捌くのに数十分も伴いそうしている内に次の客が並ぶという悪循環に陥るため、通り際に少しでも人が並んでいるとスルーしたほうが懸命だろう。もしも原宿のクレープをスルーしたならば、新宿まで出てしまってゴールデン街手前のミスドに寄ったらばエンゼルフレンチゴールデンチョコレートを食べればよいのである。(後で広げる:店員さんの笑顔的な)

 

(なんかワンクッション入れる) 甘いものばかり食べていると虫歯になる可能性を君は指摘するかもしれない。しかしその心配はご無用だ。(ええかんじに繋げる)定期的に歯医者に趣き検診を受ける。つい先日も検診を受けついでにクリーニングを施してもらったわけで、タバコやコーヒー、お茶による着色汚れとおさらばした今、今ならうまく笑える気がするんだ。