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資産など無い

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

スーツを着る。

仕事

スーツを初めて着たのはたしか高校の卒業式の次の日であり、おれが出た高校では卒業式の次の日に卒業生が正装して先生達と卒業パーティーをするような習わしがあり、そこで男女問わず初めての正装をする。もしそれがプロムのようなダンスパーティーであれば、学園のマドンナであるところの意中の女の子に「パーティーなんか抜けだして海でも見に行こうぜ」と誘い、革靴やハイヒールなんかは夜の海に放り投げて戯れた後に砂浜に寝転がり、「おれたちも卒業したんだよなぁ、次はいつ会えるかなぁ」、なんて言葉を投げかけるとマドンナは「いいえ、今日は素敵な夜だもの、まるで嘘みたいに素敵な夜だから全部嘘で終わらせましょうよ。」みたいな悲しい結末を妄想するけれどもそんなことはなく確か中華料理屋かなんかを貸しきってご飯を食べるみたいなかんじだったと思う。もっと日本にもプロムの文化が根付いてもよいと思う。きっと素敵な夜になるはずである。まぁでもそんなプロムもアメリカの映画やドラマでしか見たことないから本当に存在するものなのかは確証がなくこれこそまるで嘘みたいな夜である。まぁそんなことは置いておいて、最近スーツを着る機会がある際には洋服の青山で買ったやっすいスーツに同じく洋服の青山で買った白いシャツになるおれも、たしかその時はポール・スミスのスーツを購買し、ピンクのシャツに紫色のネクタイをこしらえるような今考えると大変おぞましい姿になっていたけれども、それは誰しもが通過する道ではなかろうか。初めてのスーツはとてもわくわくするものである。それは学ランしかりブレザーしかり。中学校が学ラン、高校がブレザーのおれ、初めて袖を通す種類の服を着る際のわくわく感はこれを着たらモテモテになるかなぁという妄想によるものであり、スーツのときもまたこれでおれも大人でありモテたらよいなぁという叶いもせぬ妄想に心をときめかすのである。初めて袖を通す種類の服がドキドキするのであれば、一度スチームパンクファッションをしてドキドキする機会があればよいと思う。ともあれおれはスーツを着る。

 

さて、サラリーマンであるおれではあるけれども、基本的には制作業であり普段着で仕事をしている。しかしまぁ仕事で打ち合わせなんかがある場合には、あそこに行くときはスーツを着ろとかわけのわからないオーダーをされることがあるのが謎である。というのはかつて抱いたスーツに対するドキドキ感はもう無くなってるのであり、クリーニングに出すのもめんどいわけであってできるだけスーツを着たくないのである。もしも「えー、スーツいいじゃんかっこいいじゃん」などと言う女性がいたとするならば、「スーツ着てやるからおっぱい揉ませなさいよ」と言ってやりたいぐらいである。しかしまぁ何が謎って会う人によってスーツを着ろだの着ないでよいだの線引きしていることであってそもそもスーツってなによとググったらば「スーツ(suit)とは、背広のこと。社会人として着用する正装の一種。」とあり、じゃぁ正装ってなんだよとググッてみたらばなぜか「礼服」の項目が表れ「礼服(れいふく)は、冠婚葬祭など社会生活において威儀を正し、あるいは敬意を表する場合に着用する衣服。フォーマルウェアともいう。」とあるので仕事は冠婚葬祭か馬鹿ヤローと叫びたくなるけれども、たとえばユニフォームと捉えてみたらば「ユニフォーム(uniform)は、スポーツ、特に団体競技においてチームとして統一性を持った服装のことである。」とあり、我々サラリーマン、スポーツではないけれども社会全体としての団体競技として捉えてみると統一性を持った服装、つまりはシンボルでありそれが敬意を表するというところで共通して着られて

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