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9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

来週の日曜日は東京競馬場に行きます。

来週の日曜日は東京競馬場に行きます。

 

今日が今週の日曜日だというのに「来週の日曜日は〜」からはじまるのはいささか心苦しくもあるけれどもそれはつまり今日が今週の日曜日であるというだけのことで、朝5時ごろまでハロウィンイベントで遊んだ後の帰宅、プリキュアを見るための起床に失敗し目が覚めればワンピースが終わる頃だった。ドラゴンボールも見逃したとなると朝の一連の流れで残されているのはワイドナショーを見てふふふと笑い録画しておいたプロレスの視聴。プロレスは先日の両国大会であり、友人宅で生放送を見ているおれ、既に見終えている試合を録画して見るのもアレだけれどもやはりプロレスは楽しくうんうんと頷き気がつくと、はたと気づくと日曜日の午前は終わっている。 一日は午前と午後に分けられるわけで、午前が終わったとなるとなんかもう一日の半分が終わったような錯覚もあるけれどもそれはまったくのウソ偽り、虚言、フェイク、フェイントでありこれは簡単な話で生活時間の中間点は消して正午ではなく、たとえば規則正しく朝7時に起き夜24時に寝る生活をするのであれば中間地点は16時となるのでまだもう全然半分も終わっていない。つまりは今日一日に残された時間はまだたんとありそれを何に使うかが問われるということで、さてここでおれが残りの時間で何をするかというといささかクズ属性を有するがゆえのパチンコやスロット、と以前のおれならなっていただであろうが脱却、変革、それに類するような変貌を遂げたおれ、パチンコやスロットはもう懲り懲りだぜベイベーと空に唄い新宿、東南口からほど近いウインズ新宿にチャリを走らせ馬券を購買するのである。先述の一日の中間地点16時というのはちょうど各競馬場のメインレースが終わるあたりのところで、メインレースを終えたところで一日の折り返し。当たったらば焼き肉を食べ、外れたらば白米一膳に味噌をひとさじという晩ごはんとなるわけで、つまりはクオリティ・オブ・ライフ、キューオーエル、どれだけ人生に幸福を見出しているかということを尺度としてとらえる概念QOLを左右する食事にかかる一大事である。つまりは競馬に勤しむのである。過去も現在も未来もそういう日曜日の過ごし方をするのである。まぁ端的に言うと来週の日曜日は東京競馬場に行きます。

 

たとえば君は「誰かに認めてもらいたい」と思うことがあるだろう。仕事でも勉強でもちょっとしたことでも「よくがんばったね」とか「よくやってくれた」とか「君は間違ってないよ」とか、はたまた「ありがとう」とか「いいね!」なんかでもいいや。facebookにつく「いいね!」はそれはつまり認めるということでありうんうんそうだねいいねだったり、それはただ「見たよ」というだけの合図かもしれないけれども、見るとは認知、認め知るということでつまりは認めるということである。そういうやつ、誰かに認めてもらいたいと思うことがあるだろう。その認めるという行為は何も人と人の間、対人間だけの話ではないということを知ってもらいたい。ではそれはつまり何が君やおれを認めるかという話である。何が君やおれを認めるか。それは世界である。世界が君を認めるのであり、世界がおれを認めるのである。そして何をもって君やおれを認めるかというと、それは競馬なのである。つまりどういうことか。競馬とは簡単にいうと何頭もいる馬のなかから一着とか二着、はたまた一二三着を当てるゲームである。当てるのである。このレースはこれこれ言った馬が出走し、その馬達はそれぞれ今現在までにどのようなレースに出走し、そこでどのような結果を残したか、得意不得意はないか、調子はどうか、その馬の血統、親はどの馬でその馬はどのような特徴を持つ馬か、馬を操る騎手は誰か、その騎手は今日どのような作戦でレースに臨むのか、雨は降っていないか、芝は青々と輝き馬場は荒れていないか、様々な要素が絡み合った結果そのレースはものの数分で終わりを迎え、勝つ馬負ける馬が決まる。その様々な要素を考えるのが競馬である。考えて当てる。お、この馬は調子よさそうやん、お、この競馬場ではこの馬よう走るやん、お、この馬は前はあかんかったけどいついつのレースは強かったし前は運悪く負けただけであり元々は力がある、ここでは勝負になるのではなかろうかなどといろんな要素を考えて考えてその予想するのであり、それが当たっとしたら、もしそれがそのとおり当たったとしたら、考えたとおり一着になる馬を言い当てられたのなら、それはもう肯定であり認めてもらったということ。世界が君に「君の考えが正解だよ」という壮大な肯定である。「君の考えは間違ってないよ」という素晴らしい肯定である。もちろん外れることもある、というかほとんど外れる。最後に当たったのいつかも覚えてないぐらいに外れる。んなもん簡単にあたってたまるかいな。でも世界はいつも優しい、次のチャンスをおれに与えてくれる。競馬は毎週土日に行われており、またその次の週にもチャンスをくれるのである。世界に認めてもらうチャンスを与えてくれるのである。そのチャンスを逃すまいと、世界に認めてもらいたいと、おれは考えは間違っていないと認めてもらいたいと、また競馬に行くのである。まぁ端的に言うと来週の日曜日は東京競馬場に行きます。

 

スマートフォンが普及された昨今では時間つぶしにソーシャルゲームに勤しむ人が多い。電車に乗っていてもスマホをペタペタと触り何かをしている。そういうのはたいがいLINEかゲームかSNSであり、その中でもソシャゲを楽しむ人が多い。ソシャゲとはつまりは自分ひとりで完結するのではなく、友人や知らない誰かと協力したり助けあったり時には罵りあったり潰し合ったりするゲームであり、ハイスペックなスマホが一般的に普及しモバイル環境でのネットワークが充実した最近ではネットワークを通じたゲームが手元で遊べる。パズドラすなわちパズルアンドドラゴンズやモンストすなわちモンスターストライクなんかはそのタイトルひとつだけで会社の業績がグンと、さらには株価もグンと上がる爆発性を備えており企業は力を入れる、力を入れた結果良質なゲームができる、その良質なゲームを手元で遊べ、一部は廃課金となり大半は無課金でそのゲームを楽しむことができる。このソシャゲの何がよいかというと他の人と、どこかに実在する誰かと競うことができるという点である。誰かはポイントで、誰かはどこまで進んだかで、誰かはどのようなキャラを持っているかで誰かと競うのであり、負けたくないという気持ちを煽ることでさらに深いユーザーとなりゲームに勤しむことになるのである。しかしその誰かと競うというのは今に始まったものではなく、さらにはどこまで進んだかを口頭で確認しあい競い合う必要もなく、どこかの誰かがつくったものを自分の環境で競わせるゲームが、ネットワークも繋がっていないスーファミのソフトにあったのである。それはダービースタリオンというゲームで、ユーザーは自分の牧場を持ち、そこで馬を生産し、トレーニングして競馬のレースに参戦するものである。このダービースタリオンダビスタというゲームにはブリーダーズカップという機能がある。生産した馬にはそれぞれにコードが割り振られ、そのコードを入力するとレースに登録することが可能となる。つまりは誰かがつくった馬のコードを自分のスーファミに入力すると自分の馬と競わせることができるのである。ネットワークが繋がっていないハードで誰かと、どこかに実在する誰かと競うことができるこの機能は画期的で、雑誌なんかに掲載された強い馬のコードを自らのブリーダーズカップに登録、自分の馬と競わせ強いのなんの、勝てるわけがなかろうみたいな経験があるのである。そしてその機能を有したダービースタリオンはやはり名ゲームで、中学校二年生のおれ、同級生から借りたダービースタリオン3が競馬との出会いであり平行して馬券を購買しはじめるのである。そして時は流れて今、今も変わらず競馬を続けており、まぁ端的に言うと来週の日曜日は東京競馬場に行きます。

 

とはいえ競馬というのはギャンブルであり、ギャンブルという言葉だけで毛嫌いする人もいるだろう。ずっと競馬をしてきてその損失は数えてないけれどもおそらくぼちぼち大きな数にはなっているかと思われる。そういう点で競馬を毛嫌いする人もいるだろうけれども、ぜひ一度競馬場に行ってみてもらいたい。競馬場というと汚いイメージを持っている人もいるけれども、その実は真逆で、小綺麗で爽やかな場所であり、緑広がる馬場やお馬さんがかっぽかっぽと歩くパドック、ごはんも充実し若い男女がデートしているのも見受けられる。公園的なスペースには遊具もあり子どもが遊ぶこともできるので家族で遊びに出かけることにも適している。いざ馬場の近くに出て見ると馬が走る音、スタート前の歓声、ゴール前の怒声、ゴール後の嘆息、世界の肯定と否定、そういうものが全身で体感できる場所であり、ぜひ足を踏み入れてもらいたい。競馬新聞を広げこのレースがどうなるか、どの馬が勝つか、そこにはどのようなストーリーがあるか、それを読みぬいたうえで馬券を購入し、そして世界に認めてもらおう。君は間違ってないよと世界に認めてもらおう。まぁ端的に言うと来週の日曜日は東京競馬場に行きます。そして東京競馬場は府中にあるから京王線の中では手持ちぶさた、ソシャゲをしながら競馬場に向かおう。夜から並んで開門を待つかもしれない。第一レースの前の第ゼロレースである。これは馬とか世界の肯定とか関係なく単純に良い席を確保すべく人との戦いである。ダッシュでじじいを抜くのである。そして良い席で友人達とあれこれ言いながら競馬に勤しむのである。まぁ端的に言うと来週の日曜日は東京競馬場に行きます。

 

来週の日曜日は東京競馬場に行きます。

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