9回裏最後のバッターの最後の一球を、客席に向かって投げてそのままマウンドからピッチャーが消えてくようなブログ

平日は1000〜2000文字ぐらい、土日は4000文字ぐらい書きますがどちらも端的に言うと20文字くらいに収まるブログです。

いつかと同じ風というのはラブホ街のビル風のことかもしれない。

あらためて言うと夏という季節が嫌いであり、その理由はただただ暑いということと日焼けをするからだ。 
では冬が好きかというとそうでもなく、その理由はただただ寒いから。
とはいえ春夏秋冬、四季が訪れ季節ごとに特徴があるのはやはり区切りがあって良さがある。

 

夏が終わる。

 

森山直太朗は「夏の終わりにはただ貴方に会いたくなるの」と歌った。ここだけを抜き出すとどういう状況かが曖昧であり、たとえば今好きな人がいて、まるで声が聞きたいから電話をかけたいけれどもなかなかダイヤルをまわせないの的な恥じらいにも聴こえるけれどもそうではなく、その後に「いつかと同じ風吹き抜けるから」と続いているので記憶、つまりは列を春夏秋冬で分割した1年を縦に積み行とした際に、エクセルでいうB6ぐらいにいた「貴方」を描いていることが類推される。
つまりは過去の夏と今年の夏の対比であり、過去の夏と比べて今年の夏、エクセルでいうB2(1行目であるB1はもちろんタイトルで「夏」だ)が残念だったことも想像に容易いのであり、「貴方」といた夏のほうが良さがあったので会いたくなるという非常に絶望的な歌である。もしかするとひと夏の恋、つまりはワンチャンキメた夜を思い出しているのかもしれない。いつかと同じ風というのはラブホ街のビル風のことかもしれない。知らんけど。

 

一転してこの夏。この夏は珍しく休みの予定がほぼほぼ埋まっていてスーパー銭湯に行ったり始発から麻雀をしたり大阪に帰ったりヌメリナイトや痛ドルライブに行ったり。後は仕事してた。

 

やはり夏という季節が嫌いであり、その理由はただただ暑いということと日焼けをするからだ。
でも夏が終わるとなるとほんの少しだけアレだ。アレ。